目次
パーフェクトオーダーとは?
トレンドの把握に使えるパーフェクトオーダーについて解説します。
パーフェクトオーダとは、移動平均線(MA)が短期、中期、長期と順番に並んでいる状態のことです。
移動平均線を設定しよう
パーフェクトオーダーを判断するために3本の移動平均線(MA)を使います。
これらの位置関係で、トレンドの強さの把握を行います。
参考までに私の設定値はこちらです。
移動平均線の設定 短期:5 中期:20 長期:60
実際にチャートに表示させてみました。
ドル円4時間足
短期(5)が白色、中期(20)が青色、長期(60)が赤色で表示させています。
パラメーターの期間に数字、スタイルで好きな色を決めると表示されます。
四角で囲んだ部分がパーフェクトオーダーになります。
パーフェクトオーダーの判断方法
パーフェクトオーダーとは、移動平均線(MA)が短期、中期、長期と順番に並んでいる状態
上昇トレンドの場合は、(下から)長期、中期、短期の順に並んでいる状態
ドル円1時間足
下落トレンドの場合は、(上から)長期、中期、短期の順に並んでいる状態
パーフェクトオーダーになっているときは、下落(上昇)の勢いが強いことが分かると思います。
パーフェクトオーダーはトレンドの把握に使う
パーフェクトオーダーになっている状況は、相場が一方向に動いていることが多いです。
トレンドが出ていることの確認、トレンドが強い状況だということが分かります。
パーフェクトオーダーの活用方法
では、パーフェクトオーダをどのように活用すればいいのでしょうか?
ここでは、活用方法について解説します。
単独では使わない
チャートを見てもらうと分かるのですが、パーフェクトオーダーだけでトレードはなかなか難しいと思います。
単独では使わず、パーフェクトオーダーを確認し、トレンド方向にエントリーしていく手法を使っていくのがいいと思います。
ちなみに、私はあさえだ(専業投資家FX)さんから、パーフェクトオーダーを使った手法も学んでいます。
トレンドの終わりを見極める
パーフェクトオーダーを使ってトレンドの終わりが近づいていることを判断することができます。
基本は波でトレンドの終わりを把握しますが、補助的に使うことができます。
こちらの画像をご覧ください
ユーロドル1時間足
下落トレンドから波が崩れ、上げてきている相場になります。
ユーロドル1時間足
赤色で囲んだ部分はパーフェクトオーダーで、下落トレンドが続いていることが分かります。
黄色で囲んだ部分から、短期(白色)が横ばいになり、中期(青色)を超えてきたことで、パーフェクトオーダーの形が崩れています。
この段階で、トレンドが崩れてくる可能性がでてきたな・・と考えることができます。
※ただ、短期(白色)が中期(青色)を超えて、再度下落してくることはよくあるので注意が必要です。
その後、短期(白色)が長期(赤色)を超えてくると、波の終わりと判断することができます。(あくまで補助的に)
原則は波で判断するようにしましょう。
パーフェクトオーダーと相性のいい手法
パーフェクトオーダーが発生しているときは、一方向に流れがでています。
基本的に、流れの方向にトレードしていくことが重要になります。
ということは、トレンドフォロー型のロジックが相性がいいと考えます。
・パーフェクトオーダーで流れを確認する(長期足)
・トレンドフォローのロジックを使って、トレンド方向にトレードしていく
流れが変わったとき(パーフェクトオーダーが崩れてきた)に、損切りし、トータルでプラスにすることを目指せるのではないかと思います。
自分のロジックにパーフェクトオーダーが利用できるかは、しっかり検証していただきたいと思います。
参考までに、パーフェクトオーダーと相性がいいと考える教材を紹介