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ボリンジャーバンドを使ってエントリーのタイミングをとる方法

今日は、トレード手法の1つである「ボリバンルール」についてです。

「ボリンジャーバンドを使ってエントリーのタイミングをとる方法」について説明していこうと思います。自分のトレード手法は、「環境認識+ライン+ロウソク足」を使った手法なのですが、条件がそろえばボリンジャーバンドを補助的に使います。どのように使うのか見ていきましょう。

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドを少し説明すると、

今後の相場のレンジ(値幅)や反転を判断する指標の事を言います。上下にバンドが引かれ上下の幅は移動平均線を基準とした標準偏差と言います。 (ワイジェイFX用語集より)

なんか難しい感じを受けます。

±2σの範囲に収まる確率:約95%、±3σの範囲に収まる確率:約99%

簡単にいうと、チャートは移動平均線(MA)に戻ってくる性質があるので、2σ、3σとかまで離れたら戻ってくる確率が高いということ。ボリンジャーバンドは、移動平均線(MA)がベースになっていることをここでは覚えていてください。

ボリンジャーバンドの例です。

移動平均線(MA60)、2σのチャート

移動平均線(MA60)、3σのチャート

2σと3σを見比べると、やはり2σのほうが多くタッチしていることが分かります。どちらを採用するかは自分の好みになるかと思います。自分は、MA60.3σを採用しています。

 

ボリバンルールについて

ボリバンルールについて説明していきます。

考え方としては、「ボリンジャーバンドを使ってエントリーのタイミングをとる」ということです。

私のルールである「環境認識+ライン+ローソク足」のうち「環境認識+ライン」の条件がそろったときにボリンジャーバンドタッチでエントリーします。ボリバンタッチで入ることで、通常より早めにエントリーできるので、利幅を多くとることができます。また、ラインを基準に損切を設定するので損切も小さくするメリットがあります。

有効な通貨ペア

このボリバンルールに特に有効な通貨ペアは、ドル円、オージードル、ニュージードルです。

レンジになる傾向がある通貨のためボリバンで反応してくれる印象があります。

ポンドドルは、ボリバンにタッチしてからぐんぐん伸びるケースが多くあまり適していません。

具体的なエントリーポイント

では実際にどのようにトレードするのか見ていきましょう。画像はドル円の15分足です。

ドル円15分足

1個目の波でもタッチしていますが、波の環境認識的には該当しないのでスルーします。波が続いているのを確認(環境認識)。113.00のライン(ここでは上位足のラインもあると仮定します)

この状況では「売り」のタイミングを待っていると、ボリバンにタッチし、ローソク足が確定したところでエントリー。結果的にWトップを作る動きになるも反発下落していることが分かります。

必ず守っていただきたいのは、

・環境認識+ラインをしっかり把握すること。(むやみにタッチエントリーでは損切ばかりになります)

・ローソク足確定までしっかり待つ。

・大きな陽線(陰線)でタッチの場合は見送る。(そのまま勢いよく流れが続くケースがある)

ボリバンルールのまとめ

ボリバンルールはについてまとめました。

・ボリンジャーバンドを使ってエントリーのタイミングをとるための手法。

・環境認識、ラインを把握できた場合のみ有効。

・メリットは、利幅を確保できる。損切を小さくできる。

 

ぜひ、検証のうえトレードルールの1つにしてみてください。

 

 

 

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